誰しも、気分が落ち込むことはあります。
例えば、
一生懸命、頑張ったけれど、思ったほどの結果を手にすることができていなかった
とか
人生を振り返ってみて、何も成し遂げていないのでは?
そんなとき、どうしたらいいでしょうか?
まずはじめに知るべきなのは、落ち込むことは悪いことではない、ということです。
なぜなら人間の感情には理由があり、そこには無駄なものはないはずだからです。
落ち込む前の自分よりも成長できるチャンスが来た、ともいえるでしょう。
とはいえ、人間の性質として、落ち込むことは不快感を伴うことが多いですよね。
私が、ひどく落ち込んだときにやっているのは、次のような方法です。
1. 落ち込んでいる原因を他人または他の何かのせいにする
即効性があって効果的なのは、自分以外の誰か、または何かのせいにするという作戦です。
- 自分がうまくいかなかったのは、自分のせいじゃない、だから落ち込む必要はないんだ
こんな風に思うことができれば、元気もでてきます。
だって、自分には関係ない、自分のせいではないのですから。
そうはいっても、これだけだと「なんでも他人のせいにする嫌なやつ」になってしまいます。
そこで、、、
2. 紙とペンを用意して落ち込んでいることについて書きだしてみる
紙とペンを用意して、落ち込んだできごとについて、
- 本当は何について落ち込んでいるのか?
- 自分が落ち込んでいる理由
- それは、本当に落ち込むべきことなのか?
- もし、いますぐ立ちなおる方法があるとしたら、それはどんな方法か?
などなどについて、書きだしてみましょう。
「自分を対象化する」という言葉があります。
現状を客観的に認識できるならば、実はそれほど落ち込む必要はないんじゃないか? ということがわかってくる可能性が高いのです。
これは、失敗から立ちなおるときにも使えるかもしれません。