我が家の文鳥が亡くなりました。
生まれて約14ヶ月。
人間でいえば、まだティーンエイジャーくらいの年齢です。
まだまだ若く、これからというときに亡くなってしまうなんて。
まったく想像していませんでした。
検索してもなかなか情報がでてこなかったので、似たような文鳥の症状で困っていらっしゃる方のために、記録を残しておきます。
文鳥が口をパクパクしている
いまは火曜日なのですが、土曜日のことです。
朝、文鳥をみると、口をパクパクさせています。
(開口呼吸というそうです)
この時点で気になったので、スマホで動画を撮り、行きつけの動物病院の先生にて LINE で質問しました。
「寒いのではないか、温かくしてあげて」
とのこと。
言われたとおりにしました。
夜、急に苦しそうに、キュー、キュー、と力なく鳴くように
土曜、日曜と様子をみて、月曜日。
日中、私は自宅にいたのですが、エサを食べている様子がありました。
また、ブランコで遊んでいる様子も見受けられました。
私はこれで安心してしまいました。
(餌も食べてるみたいだし、ブランコで遊んでいるし、大丈夫だろう)
と。
もっとよく見てあげられていれば、何らかの異変に気づけたのかも知れません。
私以外の家族の意見も、ちょっと元気がなさそうだけどね、という感じでした。
しかし夜になって(22時頃)、キュー、キュー、という鳴き声が聞こえてきます。
あきらかに苦しそうで、うまく言えませんが、呼吸をするときにキュー、という鳴き声がでる様子。
このときになってやっと、これはヤバいんじゃないか、と私は思いました。
とりあえずネットで質問
すでに夜遅かったので、どうしよう、と考えて、https://www.justanswer.jp/ という、専門家が質問に答えてくれるサイトに登録(有料)しました。
部屋を温かくすること、リンゴやバナナなどのカロリーの高いものをあげる、砂糖水を1〜2滴あげる、などの指示を得ました。
文鳥の苦しそうな鳴き声を聞き、なんとかしてあげたいと思い、私は眠ることができませんでした。
この月曜日の深夜は、ネットでさまざまな情報を探し、前掲の質問サイトで質問し、深夜にリンゴやバナナを買いに行き、砂糖水をつくり、それを与える、といった感じで過ぎていきました。
ちなみに、夜間に文鳥を診てくれる病院は、近くにはありませんでした。
そして、砂糖水を与えてみても、あきらかに力がありません。
甲状腺の病気?
火曜日の朝を迎え、9時30分の予約で診てもらえることになりました。
酸素吸入をしたり、炎症を抑える薬などを与えてくれました。
しかし、11時頃、永眠しました。
先生は、ハッキリとは言えないけれど、甲状腺の病気? なのではないか、とのこと。
ただ一般的には老鳥に多い症状で、若い文鳥でこのような症状は珍しい、とも。
これは、我が家の文鳥の事例です。
もしいま、飼われている文鳥が口をパクパクしていて、検索してこのページにたどりついたとしたら、ひとつの事例として参考になれば、と思っています。
我が家の文鳥は、長男(9歳)の発案で迎え入れることになりました。
以来、長男は一日たりとも欠かすことなく世話を続け、体重の増減と餌を食べた分量を毎日、几帳面にノートに記録し、可能な限り、丁寧に世話をしていました。
文鳥との生活ははじめてでしたが、家族のようでした。
長男は号泣し、私は長男の前では泣くことができませんでした。
天国で安らかに眠ってくれることを、祈るばかりです。